資格マニアの杉本隆道です。
今回は人気で定番の宅建を紹介したいと思います。
まず宅建とは、宅地建物取引主任者のことで、国土交通省管轄の国家資格です。
受験資格に特に定めはありません。
この資格は筆記試験が基本ですが、ある一定の登録講習を受講するとその筆記試験が一部免除となります。
宅建において、土地や建物など不動産の取引・仲介などを仕事として行うことを宅地建物取引業(宅建業)と定義しています。
この宅建業を営むためには、各事業所ごとに最低一人、5人に一人以上の割合で宅地建物取引主任者(以下、宅建主任者と呼びます)の資格を持った人を置かなければいけないのです。
杉本隆道の経験から言うと、一般に不動産取引は高額になる場合が多く、専門的な知識も必要になりますので法律的に適正な契約を行うことと消費者の保護を目的としてこのような資格の制度が定められているのです。
宅建業者は現在約13万社、資格を所有し登録されているのは約80万人、そのうち資格をとは言っても実際に丁寧に利用して宅建業に従事している人はおよそ25万人ほどとされています。
バブル時のときなど、一時期国家資格の人気ナンバーワンと言われていたこともありましたが、その人気は少しおさまってきているようです。
ですが、杉本隆道としては、この資格の価値が落ちているというようなことはなく、取得して仕事がないわけではありないので、損はないのです。
今後の動向はまだ不明ですが、人口削減で人手不足は予想されます。
そういう意味では建物に関する人材も不足するので、安定はしそうな感じがしますね。
もちろん杉本隆道の個人的な考えなので、いろいろと情報は探してみてくださいね。